AIを用いた塗装仕上げ外壁の劣化度判定

今までは専門家にしか判断できなかった塗装仕上げ外壁の劣化度判定の判定をAIにて行いました。

AIを用いた塗装仕上げ外壁の劣化度判定
※スマートフォンのWEBシステムに組み込んだAIを用いて塗装仕上げ外壁の劣化度を判定

今までは専門家にしか判断できなかった塗装仕上げ外壁の劣化度判定の判定をAIにて行いました。

今回は劣化度の判定指標としては「ひび」のみを用いており、AIが外壁塗装の「ひび」の画像を見たときに、専門家と同じ劣化度(※)を判定するシステムを構築しました。

※劣化度の度合いとしては、JIS規格に規定の0~5の6段階にて判定

経緯・課題

  • 人手不足の解消として、専門的な業務のため、専門家不在時の一時的な判断への活用や、また練度が低い専門家のセカンドオピニオンとして活用
  • 人の目視による判定を行っているため、専門家の中でも人によって判定結果に差が出る

ポイント

  • スマートフォンのWEBシステムとして組み込むことで特殊な機材等は用いず、誰でも(知識が無い素人でも)手持ちのスマートフォンで撮影するだけで専門家と同等の判定を実現
  • 上記の通り、手持ちのスマートフォンで判定できるため、現地に向かわずに、現場近くにいるスタッフ等に撮影してもらうことで移動に掛かる時間・経費も削減